【超解説】3分でわかるFXでトレンドラインの引き方とは?
目次
トレンドラインの引き方に自信がもてない人のために
チャート上にトレンドラインを引いて見たけど、あっているのかどうか自信が持てない人いませんか?
トレンドラインは、世界中のトレーダーが同じように引いて、その線を見ていて、エントリーや利確の目安にしていなければ効果を発揮しません。
直線は、点が2つあればどこにでも引くことができるので、どの2点を選ぶかが非常に重要になってきます。
このブログでは、点の見つけかたとエントリーから利確、損切りまでを解説します。
時間がない人は 黄色でハイライトしたところだけ読んでくれると3分で済みます!
エントリーの仕方については以下の記事もあります。
基本は3点見つけて水平線一本
トレンドラインとは、「トレンド」をわかるようにするラインなので、レンジの時は引くことができません。
これが最大のヒントですね。
トレンドを見つけて、ピッと線を引くだけです。
では実際のチャートで解説しましょう。
赤枠に注目します。
下降トレンドから、レンジ、そして1のところで最安値をつけました。
2まで戻したあと、3で1の安値を切り上げ始めたように見えます。
この時点ではまだトレンドは発生していません。
ご存知のように トレンドが発生するのは、2の高値を切り上げてからです 。
そこで トレンドが発生する基準となる水平線を1本引きましょう 。
しばらくすと高値2を切り上げました。
ここで トレンド発生なので、1と3を結んでトレンドラインを引くことができます 。
青い線がトレンドラインです。
ヒゲの先端に引くか、始値終値に引くか議論はありますが、私はヒゲの先端を基準にしています。
ローソク足は日本人が多く好んで用いますが、世界ではバーチャートを多く用いる地域もあります。
バーチャートでは、ローソクの場合のヒゲの先端を基準にトレンドラインを引くことになるから、ヒゲの先端は有意であると考えています。
では、 どこでエントリーすることができるでしょう 。
ここからが勝負です。
エントリーの仕方はシンプルです。
この トレンドラインで反発したらエントリー です。
この時は、 水平線とトレンドラインが同時で効くポイントで反発したので、大きく伸びましたね 。
このような線が引けた時には、 「世界中のトレーダーと同じラインを見てた!」と実感 できますね。
トレンドラインを引いたらすべきこと
トレンドラインで利確する
エントリーの基準にしたラインに再び戻ってきたら利確のサインです。
- ラインにタッチしたら利確 ラインをブレイクしたら利確
これは自分にあった方を選ぶといいと思います。
トレンドラインのメンテナンス
トレンドラインの解説書などで、「あまり急な線は引かないようにしましょう。」と書かれれいます。
しかし、 発生したてのトレンドで引いたラインはある程度角度が急です 。
だからと言って どんなラインでもあてになるわけでありません 。
2点揃うとラインは弾けますので、どこにでもラインを引こうと思えば引きます。
しかし、トレンドが発生していな場所でのラインには優位性があまりないので注意が必要ですね。
では、ラインを引いたらメンテナンスが必要です。
トレンドラインは次第に角度が緩やかになっていく特徴があります。
トレンドラインが ブレイクされても、上位足ではまだトレンドが変わっていない こともあります。
トレンドラインをブレイクしたらそのラインは終了ではなく、上位足の反転に合わせて再び機能することがあります。
トレンドライン❶〜❸のように推移したら、次第にトレンドは弱まり一旦レンジに入ることが予想されます。
順張りでイケイケで買っていた人たちも、トレンドライン❶を割ったところで利確の売りが集中します。
また、それに乗じて逆張りの売りで参入する勢力もあります。
一方、押し目買いの勢力もどこかで入ってきます。
トレンドラインに角度があるうちは買いが優勢と見ることもできますので、上位足の水平線を見ながらエントリーの場所を虎視眈々と狙っている連中がいます。
しかし、トレンドライン❸の頃になると買いと売りの戦いも五分五分になってくるので、イケイケ気分でポジションを放置するのは危険になります。
平行線を引いて利幅を伸ばす
トレンドライン❷になると、売り買いの攻防が目まぐるしくなるので、がっちりホールドで利を伸ばすのは難しくなります。
利確のポイントを逃さないようにしなければなりません。
そこで、 トレンドラインと並行の補助線を利確の目安に してはいかがでしょう。
トレンドライン❶を割って下降した後の戻りでできた山にトレンドライン❷と並行な線を入れると緩やかに上昇しながら並行線の間を行き来する値動きが浮かび上がりますね。
補助の並行線に当たったら利確と決めておけば利幅を伸ばすこともできますね。
もし、 平行線に届かず戻りを形成したら線を少しずつ動かして調整する と次の戻りを正確に予想できることも多くあります。
まとめ
- トレンドラインは、トレンドが発生している時に引くことができる。2点あればどこにも引けるので注意!
- トレンドラインで反発したらエントリーし、トレンドラインに再びぶつかったら利確を検討する。
- トレンドラインは次第に角度が緩やかになりやがてレンジに入る。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事の参考図書は以下です。よろしかったら手に取って見てください。
FXは会社の業績によって左右される株価と違い、チャートの形を見て、損切りが多く集まりそうなところにぶつけて大金が投入されます。
そのため、多くの人が用いるツールでテクニカル分析をすることが勝利への近道と考えています。
今回は、多くの人が用いていると言われるトレンドラインについて考えて見ました。