【悲劇】年始早々の円高で大損?!FXはなぜ危険?リスク回避するには?




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正月休み終盤で青ざめている人続発?!

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1月3日(木)は早朝から急速な円高が進みましたね。なぜでしょう?

日本では証券会社はまだ正月休みですが海外では市場参加者がわずかではありますが戻ってきています。そんな中、一時、104円台をつけました。

市場参加者が少ない時には、流動性が低く、荒い値動きになることがあります。年末ロングポジションを持って休暇に入っていた人たちは今頃青い顔をしている人がたくさんいそうです。

オアンダのオープンオーダーを見てみましょう。

108.700あたりから大量の売り注文が入っています。

逆指値ですから、損切り注文ですね。

この注文は誰が入れているのでしょう。

それを推測するのに「保有通貨ペア」を使います。

赤枠の中に大量の含み損を抱えたロングポジションが確認できます。

このトレーダーたちの損切りが逆指値の売りとして入っていると想像できますね。

流動性が少なく荒い値動きが予想されるところに、前日のニューヨークでは長期金利が大きく低下したため、ドルと円の金利差が縮小して円買いの流れが発生したと考えられます。

下がったら買おうと指値を入れていた量より、損切りの売りが圧倒的に多かったのでドルが一気に急落したと見ることができます。

1時間後のオーダーブックで「注文中」の量を確かめてみましょう。

108円後半から入っていた大量の逆指値注文はきれいさっぱり狩られてしまいました。年明けから胃が痛い思いをしている人がたくさんいますね。

特に、107〜5円にさしていた人たちは、 「まさかここまで落ちることはないだろうが、一応念のために損切りを入れておかなければね!」 と思っていた人もいるでしょう。

朝起きてチャートをみて「ぎゃぁぁぁぁぁ〜〜」となった人もいますね、きっと。

結局、105.50に指値を入れていた人たちの損切り注文も巻き込んで昨年の安値まで一気に急落しましたね。

ぴったり昨年の最安値で止められていますね。

さて、今年はどんな展開になるのでしょう。

なぜFXは危険なのか?

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こんなに急激な値動きといっても高々4〜5円動いただけです。株ならば1日に数十円から数百円を動くものもザラにあります。

ではなぜFXでは数円の動きで大騒ぎになるのか?

それはレバレッジをかけているからですよね。

レバレッジとは「テコの原理」で説明されることがあります。実際の資金よりも大きな金額を運用することで取引の効率を上げるのです。

レバレッジ1倍で、 100円でドルを買って110円で売ったとしても利益は10円です 

実際には、10円も値動きをするには何日も何週間もかかります。

ドル円の場合だと、1日に動いても数十銭です。

相当大きな資金がなければ満足できる利益を出すことができません。

そこでレバレッジを10倍かけると、資金量が10倍あるのと同等になります。

100円の資金で1,000円分のドルを買うことができます。

 100円が101円に値動きすると利益は10円になります 

 手元にあった100円は110円に増えています 

このように利益だけを見れば美味しいのですが、チャートが逆方向に進めば損が出ます。

日本のFX業者はレバレッジが25倍まで利用することが可能です。

1円の値動きを25倍のレバレッジで取引していた場合をシミレーションすると以下のようになります。

100円が101円になった場合  25円の利益

→資金が125円に増えた! 一瞬で25%増

100円が99円になった場合   25円の損失

→資金が75円に減った(涙

急な値動きで資産を失わないための3つ秘訣

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レバレッジを効かせると、資本金以上の取引ができるのでわずか数十銭の値動きでも大きな利益や損失を出すことがわかりました。

では、そんなFXで大損しないためにはどうしたらよいでしょう。

ここでは、最低限知っておくべきことを3つ紹介します。

その1 レバレッジをかけすぎない(レバレッジコントロール)

レバレッジ25倍の場合

  • 100円→101円 25円の勝ち
  • 100円→99円 25円の負け

レバレッジ100倍の場合

  • 101円→101円 100円の勝ち
  • 100円→99円  100円の負け

このように同じ値動きでも、レバレッジを高く設定すると資金が一気になくなってしまいます。

FXの海外業者では888倍のレバレッジをかけることができる業者があります。少ない資金量で大きな取引をすることができます。リスクも高くつきますのでよく理解して利用する必要がありますね。

その2 損切りを必ず設定する

「損切り」は理屈は簡単ですがなかなかうまくできないものです。

「損をしたくない!」という心理が働くからです。

でも自分を守るために必ず必要な行為ですので、 必ずエントリーする前に 損切りのラインを決めて起きましょう。

ポイントは、 「エントリーする前に」 決めておくことです。

損切りをどこでするかも決めずにポジションを持つことを「飛び乗り」のように言います。 飛び乗り厳禁! を肝に命じておきましょう。

100円から101円を狙ってエントリーするとき

損切りを99.5円に設定

レバレッジ25倍で損切りした場合12.5円の損失になります。

しかし、資金は87.5円残ります。

次のトレードで1円の値幅を取れたら資金は112.5円になります。

正しい損切りができれば 1勝1敗でも資金を増やす ことができます。

損切りのコツは「さっさと負けを認めて次のチャンスに備える」ことです。

相場は波の振幅ですから、損切りをしないでじっと耐えていればそのうちプラスに転換します。

しかし、その間、もっと都合のよい値動きをトレードせずにじっとみていることになります。

損切りをするのとしないのではどちらが賢い選択か答えは簡単ですね。

その3 ボラが低いときや指標・発言のあるときは休む

ポジションを持たなければ利益が出ないので、なるべくチャンスがたくさん欲しいのですが、世の中そんなに甘くありません。

クリスマス時期や年末年始、夏休み期間は流れている資金量が少ない(流動性が低い)ので値動きが小さかったり、粗かったりします。

価格の変動が小さい時を「ボラティリティが小さい」といい、変動が大きい時に「ボラティリティが大きい」と言います。

FX関連の記事などを読むと「ボラが大きい」などと表されていますね。

相場に流れる資金が少なくなると、流動性が低下し値動きが不安定になります。

今日の相場がまさにそうですね。

またアメリカの雇用統計が代表的ですが、大きな指標があるときには値動きが思わぬ方向に大きく動くことがあります。

経済指標や重要人物の発言があると、それまでの流れを全く無視した方向に根が飛んでしまうことがあります。

たまたま自分のポジションと同じ方向に動けば、一瞬で大きな利益になります。

しかし、反対に進めば一気に損切りにかかることがあります。

ですから、賢明なトレーダーは大きな指標や重要な発言の前には様子見に入ります。

そのため相場のボラが下がります。

するとポジションを持っていてもなかなか利益もでず、だらだら待つことになります。

運悪く、含み損を抱えていたらダラダラとポジションを見守りながら、指標の結果を拝むように待つ運任せトレードになります。

休むも相場。

資金を守ることすなわちその日の利益と思って休んでみましょう。

簡単に言うと、世間が休んでいるときはトレードも休む。指標があるときは休む。

まとめ

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  1. 市場参加者が少なくなる年末年始や夏休みには流動性の低下が起こり、価格変動が急激になる傾向があるので危ない。
  2. FXはレバレッジを効かせて取引するので、自分の資金量と受け入れられる損失のバランスを考えて取引しなければすぐに資金がなくなる危険性がある。
  3. 資金を守る三原則は、レバレッジコントロール、損切り設定、休暇と指標の時はトレードしないことである。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年は年始早々荒い値動きで、大きく損切りをした人、寝ているうちに損切りをした人がたくさんいるスタートになりました。

どうか、お互いによい一年になりますように!

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