FXで損切り貧乏にならないための3つのコツ
私は、現在進行中で1エントリー5000通貨のトレードを実験的に行なっています。
この場合、100pips利確しても5000円の利益にしかなりません。
では、なんのためにそんな実験を行なっているかというと、資金量が少ない若者が投資を覚える資料を残したいからです。
若者はこれからの変化の激しい世の中を力強く渡り歩いていくためのスキルを身につける必要があります。
FXは比較的参入しやすい世界です。
目次
コツ1 とにかく低ロットでエントリー
とにかくロットを下げる。
その分、利益も下がる。
でもロットは下げた方がいいと思う理由が3つあります。
- 損切り幅を広くとることができるので損切りにかからず勝率を上げることができる。
- 万が一損切られても精神的に追い込まれにくい。
- 万が一損切られても資金が残るのでやり直せる。
FXの世界ではレバレッジ効果で、資金量よりも多額の金額を運用することができますね。
ハイレバレッジだと1回のトレードでロットを上げて多額の利益を出すことができます。
それは同時に損をした時も同じ効果を発揮するのです。
4勝6敗でも資金管理によって勝つことができるとか言う話があちこちにありますが、初心者が実際に利益を出すには勝率を上げる必要があると思います。
毎回、損小利大のトレードを続けることは大切です。
しかし、1日に何度もトレードしてプラス収支で終わることができるほど何度もチャンスがあるわけではありません。
少ないチャンスでエントリーしたら、プラスになるまで何が何でもホールとした方が勝ちに繋げやすいと思います。
そのためには、100pips逆行しても許容できるほどロットを下げた方がいい。
負け続けていた頃は、損切りをエントリーに使った時間足で決めていたので、まさに損切り貧乏の常敗トレーダーでした。
以下は私の感覚なので万人向けの正解ではありません。
損切りを決める時の時間足についての格付けです。
どの時間足で引く水平線やトレンドラインが強いか。そしてその印象をまとめます。
横綱 週足
例え土俵を割ったように見えても、ひらりと戻ってきたり徳俵に救われる。
4時間足程度なら実体で割ったとしても戻る可能性大。耐えていれば少ない損で終わることもできるので慌てず様子を見ることができる。
大関 日足
少なくとも1、4時間足が突き抜けたくらいで慌てるなかれ。なんなら追撃のエントリーを撃つチャンスかもしれない。
関脇 4時間足
15分、1時間足が飛び出しても押し戻され、しっかりライン上まで戻ってくる力を持っている。ラインのところで十字線のローソクができたら次の足でエントリーを検討する。
小結 1時間足
スキャルパーなら意識せざるを得ないかな。デイトレの場合でも損切り貧乏のリスク大!
幕下 15分、5分足
超短期トレーダーなら使わざるを得ないでしょうか、低ロット高勝率手法を目指す場合は不適当。
新弟子 1分足
見ませーん。
低ロットで勝ち、利益を高めたいトレーダーとしての意見です。
相場に唯一の正解はないと思いますのでご注意を!
コツ2 分割エントリーでリスク軽減
最初にも述べたように低ロットだと利益も少ないです。
しかし、強い根拠の損切りラインを使えば含み損は含み益に変わり、あとは目標ラインまでチキン利食いをしないように耐えるという嬉しい状態に入れます。
エントリーしたら逆行するのはある程度受け入れ、巡行したところで追撃を撃つ準備をしましょう。
損切りライン手前で反転の兆しが見えたら追撃エントリー開始です。
その場合の損切りラインは最初に引いたラインと同じにします。
こうすることで、もし損切りにあっても、まとめてエントリーしていた場合より損失は少なく抑えることができます。
追撃砲を何発撃つかを事前に計算しておくことを進めます。
例えば、2ロットでトレードしたい人は、
最初に1ロット、追撃に1ロット
のように分けたり、
0.5ロットを4回に分ける方法もあります。
2ロットでトレードできる人なら、0.5ロットだと相当な幅の含み損に耐えられると思います。
コツ3 日足/週足で損切り設定
ここまで読んでいただけたなら損切りの設定方法はお分かり頂けると思います。
なるべく上位足の水平線やトレンドラインを根拠に損切りラインを設定することが大切です。
週足なんて見ないという人もいると思います。
月足は肝心なラインを引けばそうそう動かす必要がありません。週足も同様です。
しかし、現在のプライスが近い場合は需要な役割をしていますので必ず意識するようにしています。
損切りは日足を中心に週足も見ながら設定して無駄な損切りを撲滅したいですね。
まとめ
低ロットで大胆な損切り設定をする事で味だな損切りを減らす。
分割エントリーで、一度の損切りで大きく損しないようにする。
最低日足、なおかつ週足を意識して損切りラインを設定する。
最後まで読んでいただきありがとうございます!