兼業FXトレーダーサバイバルマニュアル 15分足編
「水平線をローソク足の実体が抜けたらエントリー。」
「オシレーターがダイバージェンスを云々カンヌン」
色々なエントリールールがあります。
でも何分足で?
1分足なら1日に何度もルールに当てはまることがあります。
しかし、その分利確や損切りの機会も多くなります。
1分足や5分足でできたトレンドやレンジの優位性は上位足と比べてグッと低くなります。
私はピンポイントのエントリーを試みようとするあまりに1分足で最終判断をして資金を減らしていました。
目次
エントリーまで流れ
日足で環境認識をする。
- 注目すべき水平線はどこか?
- トレンドラインが引けるか?
- 現在のプライスはどのラインに向かっているのか?
相場は人が動かしています。最近では人工知能が参入しているという説が有力ですが。
必ず目立つポイントに向けて値動きしていきます。
いよいよ目立つポイントに近づいたらエントリーの準備です。
私が主戦場とするユロドルの場合、夕方のロンドン市場が動き出す頃と晩のニューヨーク市場開幕の頃にそのチャンスは訪れます。
東京市場にチャンスが訪れることは滅多にないので無視しています。
では、エントリー決定に向けて何をするか。
大きな流れが下方向の環境の場合
- 急激な値動きを待つ。
- 動きが止まるのを待ってエントリーする。
特にロンドン市場開幕直後に多いのですが、勢い良く上昇するタイミングに注目します。
ほぼ毎日、日本時間の夕方4時から6時の間に勢いづけて上に伸びることがあります。
ここで気をつけたいのは、上と下のどちらの急激な動きを待つかです。
大局が下で、ショートのチャンスを待っている時は急上昇を待ちます。
上がり切ったところをショートで入ります。
この時1分足では全くタイミングが取れません。
5分足でも難しいです。
大陽線の次に上ひげのピンバーで止まったように見えても、次の瞬間再び上昇を始めることがあります。
早すぎず遅くないタイミングを図るには15分足が適していると思います。
エントリー決定は
もし本業が終わった頃に、急激な動きをキャッチできたらボリンジャーを使ってタイミングをとっています。
しばしば早すぎのエントリーもありますが、仕事のせいで出遅れた時でもボリンジャーでいいポイントをキャッチできることがしばしばあります。
詳しくはこちらの記事を!
為替相場ロンドン時間のクセ発見!ユロドルとボリンジャーバンド相性がバッチリの時間とは
値動きのクセが読めるようになったら、エントリーのタイミングです。
詳しくはこちらの記事を読んでください。
サラリーマンが残業や移動の最中に起こる値動きを捕まえるための秘策です。
参考になるようでしたら幸いです。
利確までの流れ
簡単にまとめます。
日足レベルのラインで入れたらスイングする。
同じ日足レベルの利確ラインを設定する。
4時間足レベルのラインで入ったらデイトレを基本とする。
同じ4時間足でターケットを探す。
しかし、間に日足レベルの利確ラインがあったらそこを優先に利益を確保する。
あとは、本業の繁忙期にチャートが見られないときがあるなら、そこを目処に利食いします。
本業に差し支えてはいけないですよね。
チキン利食いを回避するには
長期足で環境認識して15分足でエントリーして、含み益が出だしたら、あとはなるべく1時間足で値動きを監視した方がいい。
15分足は上下に動くけど、1時間や4時間レベルでは収束してしまう動きになることがあります。
15分足がバタバタ上下に動くと、利幅が小さくなった時にチキン利食いが発生します。
しかし、1時間足が確定する頃には値動きが巡航し、ホールドして入れば利を伸ばせたのに!と悔しい思いをすることがあります。
4時間足や日足レベルで入れたら、1時間足で監視するとしっかり利幅を伸ばせると思います。
まとめ
- 環境認識は日足レベルでおこなう。
- 日足のトレンドに逆らわないようにして15分足でエントリーポイントを探す。
- エントリーのタイミングはロンドン市場開幕に合わせるとボリンジャーバンドが機能しやすい。
- 利確は1時間足レベルで監視して行うとチキン利食いを避けやすい。
こんな風にまとめて見ました。
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