追記あり)臨時ユロドル戦略会議3月第1週
おはようございます。新型コロナウイルス感染症が今後どうなるか先が見えない状況が続いています。
そんな中、ユロドルの上昇もまだ続いております。
このままだと2週間続けて大きな陽線を付ける勢いです。
さらに雇用統計の発表も予定されています。
今日トレードをするべきかどうかを考えてしまうので、少しだけ現在のテクニカル分析をまとめておこうと思います。
目次
2020.03.03早朝のユロドル日足
あと1時間で週足で引いたチャネルラインの上限を日足の実体が抜けます。

さらに日足で引いた上昇のトレンドラインはレジサポ転換を失敗しそうな勢いです。
直近の重要な高値1.1240に対してどういう動きをするのかが見ものです。
雇用統計の力を借りて上抜けするようであれば、今後、長期的なユロドルの見方が変わってしまうかもしれません。

上の図は最近利用してトレード成績が上がっている板情報です。
日足レベルでは1.130の上まで逆指値が溜まっているように見えます。それに対して、逆指値Aは逆ポジションのものですが、量的にも逆指値Bより少なく見えます。さらに濃い赤の新機買いがたくさん入っていますので、方向感としては、
まだ上!
という展望でいます。
2020.03.06早朝のユロドル4時間足

4時間足では、三尊を作って上昇からの転換を図って来ましたが今朝方否定されました。
4時間足の三尊否定はやや大きな意味があるとおもって今後のチャートを見る必要がありますね。
また、EMAのパーフェクトオーダーもまだ出来たばかりの若い状態です。
そろそろ、ショートを入れたい!
えい!入れてしまえ!
というトレードは危険度がかなり高いと見ています。
値ごろ感とか、「こんなに大陽線が続いたからそろそろショート」のノリでトレードするのは危険と見ています。
こんな社会情勢だからこそ
お仕事や子育てにおいて、先の見えないことが多い情勢です。
こんな時だからこそ、冷静に、目の前の事実に淡々とついていく姿勢も必要ですね。
真面目ての対応がトレード以外でも続いている人も多いと思います。
スローな生活を目指してFXの世界に身を投じた頃の気持ちを思い出すいい機会かもしれません。
今日も冷静に、一歩ずつ前に進みましょう!
以下は2020.03.02に掲載した記事です
コロナウイルスの影響でしょうか?
少し検討を加えなければならない状況です。
どこまで上がるのユロドル?
日足で見ると恐ろしい勢いで駆け上がって来たユロドルですね。
さて、どこまでこの勢いは続くのでしょうか?

水色は、これまで何度も重要な役割をして来たチャネルラインの上限です。
今回もタッチしました。
この後の値動きが楽しみです。
チャネルラインが右下がりに引けているところからをわかるように、ユロドルの大きな流れは 下降トレンドです。
日足では、EMA200本線も抜けています。この後、日足が確定した時のヒゲに注目したいですね。
直近の高値は1.1240です。
ここに並ぶくらいまでの上は想定してもいいと考えています。
もう少し突っ込むなら、週足を確認しておく必要があります。

まだまだはるか上ですが大御所の週足200本線も控えています。
基本的に下目線なので、これからくる節目節目では、反転する可能性を捨てずに値動きについていく必要があると思います。
取り急ぎ、日足で引けるチャネルラインと1.1240で引ける水平線を重視してチャートを見ていきたいと思います。
ここがポイント
とてもスピードが早いので、なんとも言えませんが 今週はまだ上目線でいます。
もう、ショートを入れていいかと思う節もあるのですが、
今回はまだショートしません。
もしやもしやの1.120から上も想定しています。
いつも早すぎるエントリーで、遠回りをするので今回は後出しじゃんけんに徹します!
分母は大きい方がいいけど
今回、そのように考えている根拠があります。
使用しているFX業者が提供してくれくれる板情報です。
最近までまったく知らなかったのですが、板情報を提供してくれており、割と使いやすいことに気づきました。
それまでは、MT4でチャート分析をしてエントリーの時だけその口座を使っていました。
板情報なしでトレードしていた時は、高値で売れたと思っていても、まだ上があり握力付きで大きく損切りをするという展開が多くありました。
しかし、板情報、つまり他の人のオーダーを見てからエントリーのタイミングをとるようになってから、損切り回数が減ったのと、利確のタイミングを改善することができました。
板情報を使ってのトレード回数は多くないので、詳細を出すことが控えます。
また、日本の一FX業者が抱えるトレーダーの数は少なすぎてあてにならないと思われるかもしれません。
その通りだと思います。
一方、選挙の開票では投票者全員の集計をしなくても速報を出すことができます。
つまり、ある程度のサンプルから全体を推測することもできます。
今回は、そんな仮説から使用して見ることにしました。
そんなことを頭に入れて次の図を見て見ます。

薄いピンクのバーが売っている人たちの損切りです。
日足レベルで直近高値1.1240近辺に集中しています。
この時点で、このバーが残っているということは、その損切りを巻き込んで上に上がる余地を残していると読み取ることもできます。

4時間足で見ても、薄いピンクのバーが直上にいます。
この板情報を注視していると、このように大きな損切り注文が固まっていると、そこを試しに行く傾向があります。
ただし、注意したいのは青枠の中の濃い赤のバーです。
こちらは新規の買い注文です。
一定数ありますが、さほど多くありません。
注文の量はわからないのですが、あくまでもイメージの範囲で多い、少ないを判断しています。
ですから、何かを保証するような情報ではありませんのでご理解ください。

この後の展開で、図に描き加えたように濃い赤のバーがせり出し来て、さらに損切り注文が残って入ればいよいよ上を刈りに行く雰囲気が満載になります。
相場は誰かの損切りを巻き込む方向に進んで行くといわれます。
薄い青は買い方の損切りですから、ショートの注文が溜まっているところです。
現在のプライスでは圧倒的に薄ピンクの方が多く入っています。
そこから、まだ上もあると判断しています。
今晩の値動きが楽しみです。
まだまだ、仮説の段階で、データを集めているところです。
200本線まで想定に入れる?
週足のEMA200の向きが変わるまでは下目線に付き合うつもりでいます。
だからと言ってロングを封じるのではなく、日足レベルの流れについていきながら、週足の話を聞いて転換点を予想する組み立てはまだ当面続くと判断しています。

週足で見ても、逆指値まだ多く入っているように見えます。
大局を見て後出しじゃんけんを心がけるには、目先をコロコロ変えていられません。
今回は、実験的に、上の週足で把握できる逆指値の動向を見ながら、この板情報がどの程度使えるのか、どうすれば使えるのかを見て行きたいと思います。
まとめ
- ここまで効いて来たチャネルラインでも反発を下位足でしっかり捉える。
- チャネルラインをブレイクしても上には週足200本線が残っている。
- 本質的な目線を変えるべきラインをしっかり決める。
- 板情報は、参加者全員の情報ではないが、サンプルデータとして冷静に活用する。
投資の最終判断は自己責任で行いましょう!