欲張らず、コツコツ利確の1週間
欲張り封印で乗り切った1週間
6月第3週の戦略を検討します。第2週はコロナ相場でトレードスタイルが完全に崩壊していましたが、落ち着いて態勢を立て直すことができた1週間でした。
スランプに陥った原因とその対象方法はこちらから。
日足に対して逆張りだから慎重に
6月第3週はショート中心のトレードを想定しています。18時から23時まで5時間程度ポジションを持って、翌日に持ち越さない方針です。
基本的に順張りでのトレードを得意としています。過去の記録を見ても日足レベルで逆張りだった時は損切りの回数が増える傾向があります。しかし、長期足に順張りをこだわるとトレードできる機会が減ってしまうので折り合いをつける必要があります。そのあたりの記事はこちらから。
コロナ相場で経験したように、トレード手法は先月まで効果的だったものが一瞬で通用しなくなることがあります。
順張り、逆張りについての考え方も、週足レベルで下降トレンドが続いていたときと、方向感が怪しくなってきた今では柔軟に調整しなければなりません。

逆張り、下目線でいく根拠となるチャートを見てみましょう。先週は、陰線に大きめの上ヒゲがついています。それもEMA200にしっかり抑えられている形での退けとなりました。
コロナ相場でも効いていたEMA200に2週続けて反応していますから、影響力は小さくはないとみています。

日足では、約2ヶ月続いていたレンジを強く上に飛び出していったので上昇トレンドが始まったとみていいですね。できれば、ロングポジションでトレンドに取りたいところですが、さすがに調整が必要な時期にきています。
日足のEMA25(黄色)にタッチするかEMA200(水色)まで戻るかに注目しています。
EMA25はと75と200に対してゴールデンクロスしていますし、75と200ももうじきゴールデンクロスを完成しそうです。つまり、日足レベルでもパーフェクトオーダーを完成させようとしている時期です。
これは、数年続いた下降トレンドの終焉を迎え、デリケートな相場環境に入ることを覚悟しておかなければならないと見ています。
つまり、大きな流れにどっかりと乗っている場合ではない時期に来ているので、順張り、逆張りにこだわっている場合ではありません。
もっとデリケートな4時間足
4時間足は方向感なしの状態が始まったばかりです。
これが1番大事な情報かもしれません。4時間足で方向感が消えた時は一番負けやすいのです。
4時間足は、ローソク1本でもデイトレレベルでは値幅が大きい場合があります。それは、どういうことかというと、ポジションを持ってから瞬間的に大きな含み益を抱えることができるのですが、ちょっと目を離した隙に含み損、ロスカットというパターンが発生しやすいのです。

4時間足で3本のEMAにローソクが挟まれている時はトレードがとても難しいです。YoloOyaji的には、これを地獄ゾーンと読んでいます。詳しくはこちらから。
来週は下目線で取り組みますが、4時間足チャートを見てわかるように、まだ三尊が完成していませんので、もう一度上を試す動きを警戒しながらエントリーするポイントを探します。
具体的にはEMA25(黄色)を上に抜けるくらいのことは想定しています。
戦略のまとめ
上(1.1340-60)に引きつけてショートが打てるように待機する。しかし、日足は上昇トレンドに入っているのでこまめに利確。
- エントリー(S) 1.1340-60
- 利確目標 1.1240
実際にチャートが動き始めたら、15分足でしっかりタイミングをとってエントリーしたいと思います。
ショートは欲張らずさず、15分足で確認できる節目でコツコツ利確して行こうと思います。
来週も生き残りましょう。
投資は自己責任で!